慣れない仕事は、大脳が考えながら計画を練り、これを実行する。
慣れてくると、その仕事を小脳に移す。
つまり、大脳が考えた仕事のモデル(ひな型)を小脳に移す。
例えば、前庭動眼反射については、
頭が動くと、三半規管がその動きを感じ、その動き情報を大脳に送る。
その信号が小脳に伝わり、そこのニューロンの指令で、目の筋肉を自動的に反対方向に動かす。
このようにして、頭が動くと、ちょうどその分だけ目を反対側に動かして補正する。
実はカメラの補正機能も同じことをしている。
この反射機能によって、揺れる電車の中でも、目は活字から離れずに本が読める。
脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方
- 作者:レイティ,ジョン J.,ヘイガーマン,エリック
- 発売日: 2009/03/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
脳科学からみる子どもの心の育ち: 認知発達のルーツをさぐる (叢書・知を究める)
- 作者:乾 敏郎
- 発売日: 2013/10/20
- メディア: 単行本