統合失調症では、発症前から、ひきこもり、友人と遊べない、新しい環境に慣れにくい、動作がぎこちないなど、さまざまな行動特徴が見られる。
統合失調症者は、前頭葉が活性化するような課題においても活性しない。
サルの前頭前野にドーパミンD1受容体の阻害剤を局所注入すると、作業記憶が阻害することから、作業記憶にドーパミンが関与するといえる。
統合失調症者の前頭前野では、ドーパミンD1受容体が低下している。これが前頭葉機能の障害や陰性症状と関連している。
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