脳情報発信所

過去に、gooブログに書いた記事を移植したものです

早く成熟する扁桃体

扁桃体の中で、戦う反応、逃げる反応、固まる反応を担当する部分はそれぞれ異なっている。
刺激に対する敏感さも異なる。

扁桃体は脳の中でも早く成熟する器官で、生まれた瞬間からもう機能している。

心配性の母親から、胎盤を通じて大量のストレスホルモンを吸い取った胎児は、扁桃体が恐怖の刺激に敏感になる。

テストステロンを浴びた扁桃体は、恐怖よりも脅威となる刺激に対して、攻撃的な反応を起こすことを優先させる。