味覚は、酸味、甘味、苦味、塩味、が基本四原味である。
しかし、近年、これに旨味を加えて五原味を基本とする人も多い。
これらの基本四原味の組み合わせによって、すべての味が構成されている。
色の方は、赤、青、緑の三原色である。
これらの組み合わせによって、すべての色が構成される。
つまり、味覚の基本四原味や色の三原色は、ことばのアルファベットと同じ役割を果たす。
視覚についても、基本図形があって、それがアルファベットの役割をしているという学者もいる。
嗅覚においても、アルファベット説があったようだが、いまでは否定的な方向に向かっているようである。
だが、宇宙(自然界)は、基本要素を確定して、それを組み合わせることで、多様性を生み出しているから、大きい目で見れば、宇宙(自然界)は、基本要素(アルファベット)を組み合わせて、宇宙を構成しているといえる。
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