脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳のはたらき (ブルーバックス)
- 作者:毛内 拡
- 発売日: 2020/12/17
- メディア: 新書
- 作者:古市 貞一
- 発売日: 2008/05/22
- メディア: 単行本
脳と学習のメカニズム―シナプス可塑性とバイオコンピューティング
- 作者:松本 元
- 発売日: 1992/07/01
- メディア: 単行本
「アポトーシス」によるニューロンの減少と発芽によるシナプス接合部の増加という物理的な変化と、
「長期増強(long- term potentiation)」によって信号の通りが良くなる、という生理的な変化がその主なものです。
シナプスとは、ニューロン(neurone)とニューロン、またはニューロンと効果器細胞との接合部位の事で、前シナプスと後シナプスとの間には約20nmの間隙があります。脳の機能を支える「神経回路」は、このシナプスによって形成されています。
可塑性とは、
機能的・構造的な「可逆性」と、
獲得した「機能の保存」
という2つの事が同時に実現される事による性質です。