脳情報発信所

過去に、gooブログに書いた記事を移植したものです

脳領域と言語の関連性

言語はさまざまな脳領域と結びついている。
言葉を発するには、前頭葉(運動野)と結びつくのでそこに発話領域を持つ。言語を聞くには側頭葉の聴覚野に領域を持つ。

言葉の中身についてもそれが当てはまる。
色に関しての言葉は視覚情報に関するので、視覚野が受け持つ。
身体部分に関しての言葉は、身体情報が集まる体性感覚野が受け持つ。
文字は、視覚情報なので、視覚野が受け持つ。
物の名前は側頭葉が受け持つ。人物名も同様に側頭葉が受け持つ。

前頭葉は時間軸・時系列を担当する。前頭葉はおのおのの同側の側頭葉によって認識ならびに評価できた事象の時間的序列化の機能をもっている。
それに対して、頭頂葉は空間軸・空間配列を担当する。

脳の前半部は、情報発信を受け持つ。後半部は情報受信を受け持つ。

それで、言語を時系列に並べるのは、前頭葉が受け持つ。
なお、運動も動きを時系列に並べるので、前頭葉(運動野)が受け持つ。

注意は空間の一点に的を絞ることなので、頭頂葉が受け持つ。