対人関係における信用を含めた報酬予測では、線条体が関与する。
強化学習理論では、線条体と側坐核が、報酬予測や自らの報酬予測の正しさを評価する主要部位である。
報酬予測や自らの報酬予測の正しさを評価する主要部位である尾状核は、あらかじめ与えられた相手に関する評判によって活動が変化する。
他人に対する評価や信頼という社会的機能に対しても、原初的な報酬獲得に関わる部位が、深く関与する。
BRAIN AND NERVE - 神経研究の進歩 2012 08月号 線条体の基礎と臨床
- 発売日: 2012/08/03
- メディア: 雑誌